Materiality and KPIs

マテリアリティとKPI

マテリアリティとKPI

マテリアリティ

資産運用会社では、これまでもサステナビリティ委員会を通じて、サステナビリティに関するビジョン・目標について検討し、実現すべく取り組んできました。サステナビリティへの関心が高まる中、各ステークホルダーとの対話や協働で取組みを行うにあたり、サステナビリティに係るマテリアリティを特定し、可視化することで、とるべき対応策をより明確にできると考えています。特定にあたっては、当社における企業理念やサステナビリティ基本方針をもとに、行っています。

マテリアリティ

サステナビリティ課題一覧

  • サステナビリティ認証への対応
  • 建物のレジリエンス
  • 気候変動対応
  • エネルギー効率
  • 人(入居者)の健康性・快適性・利便性
  • 人財育成、社員満足度
  • 水効率
  • 廃棄物抑制
  • ステークホルダーとのパートナーシップ
  • 建物周辺の生物多様性
  • 人権
  • ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン
  • コンプライアンス
  • サプライチェーン管理

マテリアリティとKPI

重要度 ★★★

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マテリアリティ 目標 KPI 2024年度の進捗 リスク 機会 関連するSDGs
サステナビリティ認証への対応 GRESB等外部評価機関への参加を通じたサステナビリティ活動の改善実施 GRESB:5Starの獲得 5Star獲得 サステナビリティを評価軸に持つテナントや投資家からの評価低下
  • 保有物件の環境性能向上
  • 投資家層の拡大
【9】産業と技術革新の基盤をつくろう
【11】住み続けられるまちづくりを
CDP:スコアA-(リーダーシップレベル)以上の獲得 スコアA(リーダーシップレベル)獲得
環境認証取得割合の向上 環境認証物件比率:75%以上
(延床面積ベース)
2024年12月末時点環境認証物件比率 78.3%
気候変動対応 GHG排出量の削減 2020年比で排出量総量を42%削減
対象:Scope1&2
(目標年:2030年)
2023年度:△35.6%(2020年対比)
年率△11.9%
2023年度再生可能エネルギー割合:15.7%
  • 気候変動の物理的影響によるテナント売上減少と物件被害の増加
  • テナントや投資家からの評価低下
エネルギーの効率的利用によるコスト削減 【13】気候変動に具体的な対策を
エネルギー効率 再生可能エネルギーの導入 事業活動で使用する電力の再生可能エネルギー割合50%
(目標年:2030年)
  • エネルギー関連費用増大
  • 環境規制の強化
エネルギーの効率的利用によるコスト削減 【7】エネルギーをみんなに そしてクリーンに
建物のレジリエンス 防災対策の実施
  • 防災備品の整備を防災備品整備が可能な物件にて100%
  • 災害報告通信網の整備:100%
  • 定期的なエンジニアリングレポートの取得:100%
  • 防災備品の整備:100%
  • 災害報告通信網の整備:100%
  • 定期的なエンジニアリングレポートの取得:100%
災害後の復旧・補償などの費用増 物件の競争力向上 【9】産業と技術革新の基盤をつくろう
【11】住み続けられるまちづくりを
人(入居者)の健康性・快適性・利便性 テナント従業員スペースの改善 リニューアル時にコミュニケーション・スペースやリフレッシュスペースの改良
  • デジタルサイネージの設置により、ウェルネスに関する啓蒙実施
  • 従業員トイレ改修
  • 物件の競争力低下
  • 労働環境の悪化による人材流出
  • 評価機関や投資家からのサステナビリティ評価の向上
  • 従業員満足度及びテナント評価と満足度の向上
【3】すべての人に健康と福祉を
健康性と快適性の可視 ウェルネス認証の取得検討
KJRM 社員満足度調査の実施 毎年調査を実施 実施済
  • 対象者:全社員
  • 回答率:100%
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン
(多様性、公平性、包摂性)
KJRM 仕事と生活の調和等を図り、能力を十分に発揮できる職場環境の整備 男性社員における、育児関連の休暇制度利用率50%
(育児休業取得者1名以上)
2024年12月末時点33.4% 優秀な人材の流出
  • ワークライフバランスの実現と継続就業支援
  • 優秀な人材の採用
【5】ジェンダー平等を実現しよう
【8】働きがいも経済成長も
KJRM 職場における女性の活躍をさらに推進し、画期的なイノベーションを生み出し続ける 管理職に占める女性社員の割合を20%まで引き上げ
(目標年2027年)
2024年12月末時点13.2%
人財育成 KJRM 社員のコンプライアンス研修への参加 100%
毎年研修を実施
参加率:100%
  • 優秀な人材の流出
  • コンプライアンス意識の低下によるリスクの発現
  • 競争力のある人材の育成、確保
  • コンプライアンス意識の向上による顧客からの信頼感の確保
【8】働きがいも経済成長も

重要度 ★★

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マテリアリティ 目標 KPI リスク 機会 関連するSDGs
生物多様性 生物多様性にかかる認証の取得 生物多様性にかかる認証の取得検討 サステナビリティを評価軸に持つテナントや投資家からの評価低下
  • 投資家層の拡大
  • 保全目標への寄与によるサステナビリティ評価の向上
【14】海の豊かさを守ろう
【15】陸の豊かさも守ろう

重要度

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マテリアリティ 目標 KPI リスク 機会 関連するSDGs
廃棄物 リサイクル率アップ 廃棄物把握率を維持しながら、リサイクル率アップ
  • 廃棄物の増大によるレピュテーションリスク
  • 処理コストの増加
リサイクル率アップによる処理コスト削減 【12】つくる責任つかう責任
水使用量の削減 水使用量の削減に向けた取組みの実施
  • 水資源の不足や劣化による周辺地域への影響
  • 水使用量増加に伴うコスト増大
水使用量削減によるコスト削減 【6】安全な水とトイレをみんなに
テナントとのパートナーシップ グリーンリースの導入 テナントへのグリーンリース導入提案の継続
  • テナント側の安全や環境に対する負担増
  • テナント満足度の低下
  • テナントにとって魅力ある物件への進化
  • 安定的な利益創出
【12】つくる責任つかう責任
【17】パートナーシップで目標を達成しよう
テナント満足度調査の実施 直接管理物件で、テナント満足度調査を実施100%
テナントへの環境配慮促進 テナント向け内装基準(環境配慮)の提案の継続
地域コミュニティとの協働 社会福祉団体への支援 ユニセフの募金や国連難民キャンペーンなどへの協力
  • 物件周辺環境の悪化
  • 近隣地域におけるレピュテーションの低下
  • 近隣地域の活性化
  • 企業イメージの向上
【17】パートナーシップで目標を達成しよう
地域イベントへの敷地提供 直接管理物件かつイベント実施可能物件にて、地域貢献プログラム実施率100%
  • *延床面積(稼働状況考慮後)を以て算出しています
株式会社ディ・エフ・エフ, 日本都市ファンド投資法人, 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社